世界の現場から~JVCの中の人ブログ~

国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」のスタッフ・インターンが綴る、あんなことやこんなこと。

【スタッフインタビュー④】カンボジア事業担当 山崎勝

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。

今回は、前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

NGOに就職したい、インターン・ボランティアに興味があるという方必見です!

それでは最後までご覧ください~

 

注:役職は2015年当時のもので、山崎は2017年秋に退職しました。 

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こんにちは。スタッフインタビュー第4回目は、カンボジア事業担当の山崎勝さんです。

「自分で食べるものは自分で作りたい」という思いから、農業をはじめた山崎さん。

まず、国際協力に携わろうと思ったきっかけは何ですか?

高校生の頃から漠然と海外に行きたいと考え、大学では国際関係を学びました。大学時代はアルバイトでお金を溜めては海外へ行ったり、自転車で国内を旅行しました。もう20年も前の話ですが、初めて行ったパキスタンで体調を崩してしまい、サッカルという中部の街で、たまたまバスで隣に座った方にとてもお世話になりました。自分たちの食べる分を削って、私の食事の世話もしてくれました。その時に初めて、海外に行くのであれば、「自分で食べるものは自分で作りたい」と思うようになりました。これが農業に興味をもったきっかけです。

大学三年生になってはじめた就職活動では、海外で仕事をしたいという思いから船会社に就職したいと思っていたのですが、不景気の影響で採用の枠がほとんどなく、「この際、学生のうちに農業してみるか」と大学を休学して栃木県にある農村指導者養成専門学校のアジア学院へ行くことにしました。小さいころから親が家庭菜園をしたこともあり興味はありましたが、この決断にいたったのは、やはりパキスタンでの経験が大きいですね。

アジア学院では、どんな経験をしたのですか?

アジア学院ではいろいろな国の人がいたので面白かったのですが、価値観の違いで衝突してしまうこともありました。ただ、バックグラウンドの違いから衝突してしまっても、みんな、「平和で健康に生きたい」という根底にある想いは同じだということに気が付きました。様々な生き方をしてきた人びとに会って話を聞いたことがとても良い経験になり、「もっとたくさんの人に会って話してみたい」と考えるようになりました。同じことは、数十年たった今でも強く思います。

そして、アジア学院で2年間を過ごし、どこかで農業をしたいと思っていました。そんなときに知人から「NGOカンボジアで職員を募集しているみたいだよ」と教えてもらい、応募したのがこの世界に入ったきっかけですね。もともと国際協力に興味があったとか、なにか大きなきっかけがあったというよりは、さまざまな偶然が重なって、今こうして国際協力に携わっています。

大学時代、シリアのラタキアでの1枚
 

 

 

 

 

 

 

→つづく…☆

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他にも学生時代のアルバイトの経験、事業地であるカンボジアのお話もたくさんされています!ぜひ続きをHPでチェックしてください!

www.ngo-jvc.net

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