こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。
本日は、スタッフインタビュー第2弾をご紹介します!
国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います。NGOに就職したい、ボランティアやインターンに興味がある、という方必見です!
ぜひ最後までご覧ください!
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今回は事務局長の長谷部さんにインタビューしました!
以前はJVCの事業地の一つであるアフガニスタンで現地代表をしていましたが、現在は東京事務所で事務局長としてご活躍。とても柔和な方です…!
国際協力に携わろうと思ったきっかけは何ですか?
正直に言うと、大学入学時には、これといってやりたいことがありませんでした。大学二年生になった頃、先生から教えられて、ひょんなことから在日外国人のボランティアを始めました。東南アジア、イランや南米から出稼ぎに来ている方々に日本語を教えたり、法律アドバイスを行うボランティアをしました。その時に接した方々から、本当は自分の生まれた場所で暮らしたいのだけど、経済的な理由などでどうしても出稼ぎをせざるを得ないのだと、苦しい状況を直接聞く経験をしました。
その後、世界の様々な状況に興味を持つようになり、大学三年生の時には、タイのNGOをいくつかまわりました。実際にタイに足を運び、日本とタイでは仕事に関する考え方がちがうことを肌で感じ、世界には様々な考え方があるのだと知り、本当に色々なことを考えるきっかけとなりました。
タイから帰国し、引き続き日本でボランティア活動をしている中で、多くの人に出会いました。イラン・イラク戦争に参戦していたイラン人や、出稼ぎで日本の小さな工場で働く人、大企業で働く人もいました。ここでの経験は本当に貴重で、「人それぞれ、いろんな世界があるんだなぁ」と思い知りました。在日外国人のボランティアと言っても、私が教えることよりも、皆さんから教わることの方が多かったです。この当時の経験が、「将来は地域づくりにかかわりたい」という、今思えば僕の原点につながっているのだと思います。大学卒業後はイギリスの大学院で国際協力の勉強をすることに決めました。
アフガニスタンの長老会議に混ざる長谷部さん。現地に溶け込むために、みんなと同じ格好をしています。
どうして国際協力を「仕事」にしたんですか?
誰かに動かされるのではなく、当事者が主体的に動ける社会を作りたいと思ったのが僕の原点です。草の根の活動をしたい、住民に近い立場で働きたい、と学生自体の経験から、強く感じていました。住民の目線で、ものごとをどのように見ることができるのかを、いつも考えていました。
もちろん、寄付や会員、ボランティアとしてこのような活動にかかわる選択肢もありましたが、僕は、自分が動きたかった。直接関わりたかったんです。他の選択肢はありませんでした。少し話はそれますが、僕は大学院で出会った妻と学生結婚し、その後社会人になり比較的若いうちに子どもを授かったのですが、家族には本当に支えてもらっています。家族の支えもあって国際協力を「仕事」にすることができているのかもしれませんね。
→つづく…☆
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いかがでしたでしょうか?
他にも「国際協力分野で働くためにはやはり語学力は必須か?」などたくさんの質問に答えてくださっています。
続きはHPをご覧ください!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!