世界の現場から~JVCの中の人ブログ~

国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」のスタッフ・インターンが綴る、あんなことやこんなこと。

2019年度インターンインタビュー①:広報担当 三浦俊太郎

 

はじめまして!2019年度広報インターンの守屋です!

これから数ヶ月かけて、2019年度インターンの紹介から始めていこうと思います!

さっそく第一弾として広報チームの自己紹介から始めさせて下さい。

まずはこのブログの担当でもある広報インターンの三浦くんにインタビューしました!

 

 

 

 

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〖簡単な自己紹介をお願いします。〗

 

現在23歳の大学院修士1年生で国際関係論を専門に学んでいます。好きなものは、チョコレートとUKロック(ビートルズやオアシスetc...)とスペインサッカー(見る専門)です。今まで行ったことある国は、アメリカ、スペイン、フランス、ドイツ、ベルギー、オランダ、あと韓国です。座右の銘は「おもしろきこともなき世をおもしろく」(高杉晋作)です。母親の実家が高杉晋作と同じ山口県なのがきっかけです。特技は今のところ特にないので、これから1年かけて何か身に付ければと思っています(*・ω・)ノ

 

〖国際協力に興味を持ったきっかけは?〗

 

特に国際協力に触れる機会もなく、高校まで進学しました。高校では3年間陸上部に所属し長距離走の選手でした。周りの友達と同じように大学に進学しましたが、大学1年生の時に受けた国際関係論の授業で戦争や対立はどうすれば防げるのか、ということに関心を持ちました。その過程で紛争調停や平和構築など海外で活動するNGOにも興味を持ち、国際貢献の分野に進みたいと思うようになりました。そうした思いを心の片隅に抱えたまま大学生活を送っていましたが、大学4年生の時に就職するかそれとも進学してもっと国際関係を勉強するかで迷い、院に進むことを決めました!

 

〖大学院では何を勉強していますか?〗

 

大学院では国際関係論や国際政治史について勉強しています。大学院にはもっと勉強したいというやる気の多い人たちが集まっており毎日凄く大変です。しかしその反面、レベルの高い環境に自分を置くことで日々の成長を実感できています。私の研究テーマは60年代後半から70年代のアメリカを中心とした冷戦外交史です。今は毎日論文(基本英語)ばっかり読んでいます。(´;ω;`)

 

JVCインターンに応募しようと思ったのはなぜ?〗

 

大学院への進学を心に決めた時、この2年間を無駄にしないためにも勉強だけではなく実際にNGOで働くことで国際協力の世界を覗いてみる、ということを心に決めました!

そしてインターネットでNGOについて調べていた時、たまたまJANICというNGOの情報が集まるサイトを見つけ、そこでJVCインターンを募集していることを知りました。他にもNGOインターンはありましたが、1年という長い期間で働けるのはJVCだけでした。それで思い切って応募したらありがたいことに受かりましたヽ(*^ω^*)ノ

実際に働き始めてみて、JVCではインターンであっても自分のやりたいことを自由にやらせてもらえること、1年を通してスタッフによる面談などのサポートが厚いことが魅力だと感じています。

 

〖実際にどんな活動をしているの?〗

 

基本的な内容としてはメディアに掲載されたものの記録やSNS、ブログの更新などです。まだ働き始めたばかりなので、基本的な事務作業を覚えるだけでも今は一杯一杯といった感じです。ただ、少しずつ作業に慣れていったらこのブログを始め、SNSなども積極的にPRに使っていきたいです!またJVCでは、スタッフに加えボランティアの方々も働いており、楽しい雰囲気の中で毎週働けています。

 

〖今後の意気込みを!〗

 

この1年間は広報として色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。これからも随時、インターンの簡単な紹介をしていきたいと思っているのでよろしくお願いします!

 

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乗馬体験(ハワイにおいて)

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ソウルのカフェにて

 

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USJにて)

2019年度のインターンブログを始めます❗️❗️

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こんにちは。日本国際ボランティアセンター(JVC)2019年度広報インターンの三浦と言います。今日から新しく、2019年度のJVCインターン生によるブログを始めます!

 

今年度のインターンは広報2名、ホームページ2名、パレスチナ事業2名の計6名です!

 

JVCインドシナ難民の救援を機に1980年に設立された国際NGOです。現在もアジア・アフリカ・中東などを中心に、世界11ヶ国で支援活動を行っています。農業の研修などを通して農村の暮らしを支える「地域開発」、紛争地での医療支援などを通して人々の命を守る「人道支援」、そして現場の声をもとに政府や国際社会に働きかける「提言活動」の3つが活動の柱です。

 

私は普段、広報としてJVCの活動を世間に発信しているのですが、「もっと気軽に国際協力やNGOについて知ってもらいたい!」という気持ちでこのブログを書こうと思いました。国際協力に関するイベントルポを始め、JVCのスタッフやインターンへのインタビューなども考えています。インターンの目線から楽しく情報を発信していきたいです。よろしくお願いします!

 

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広報担当2名

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パレスチナ事業担当2名

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ホームページ担当2名




【スタッフインタビュー⑧】広報担当 大村真理子

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。

今回は前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

 

国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います!

国際協力に興味がある人、就活を控えている人(私もその1人)、NGO職員のバックグラウンドに興味がある人…皆さんにとって面白い内容だと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでください!

 

注:役職は2015年当時のものとなっており、現在とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

 

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【スタッフインタビュー⑦】アフガニスタン事業統括 小野山亮

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。

今回は、前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

 

国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います!

国際協力に興味がある人、就活を控えている人(私もその1人)、NGO職員のバックグラウンドに興味がある人…皆さんにとって面白い内容だと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでください!

 

注:役職は2015年当時のものとなっており、現在とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

 

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広報インターンの清水です。アフガニスタンでは不安定な治安状況のため、日本人スタッフが事業地に駐在・出張できない状態が続いています。そんな中で東京から熱心に支援を続けるアフガニスタン事業統括の小野山さん。その強い想いや熱意はどこからくるのでしょうか?今回のインタビューでは、小野山統括のダンディなヒゲについても迫っていきたいと思います。

ヒゲとは裏腹な優しい笑顔が特徴の小野山さん ヒゲと優しい笑顔が特徴の小野山さん

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エルサレム駐在員に、現地での生活について聞いてみた!

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」2018年度広報インターンの藤井です。

今回は現地駐在員へのインタビューをご紹介します。

JVCは日本国内に約20人、海外の現場で約50人のスタッフが活動しています。海外スタッフには日本から派遣された駐在員と現地で採用されたローカルスタッフがいるのですが、今回はその駐在員から普段の生活や現場ならではの話をたくさんうかがうことができました!

今回インタビューした駐在員はエルサレム事務所の山村順子さんです。このブログで3回に分けてインタビュー内容をお送りします。

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初回はパレスチナでの日常生活についてです。イスラエルパレスチナと聞くと「紛争地・危険な場所」というイメージがありますが、そこでの生活はどんな感じなのでしょうか?

f:id:ngo_jvc:20180905180223j:plainエルサレム事務所。白い外壁が特徴的。イスラエルのお家はこういった石造りのものが多いです。

 

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事務所の向かいの家。この菱形の飾りはメッカ巡礼を終えた人を迎えるためのもので、夜になるとピカピカ光るとのこと。

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現地にはすぐに溶け込めましたか?

はい!パレスチナでは1人になる方が難しいくらい人があたたかくて、すぐに現地の雰囲気が合うなと感じました。

そもそもパレスチナ人は日本人に対しての印象がすごくいいですよ。よく言われるのは「日本人は話をよく聞いてくれるよね」ということ。アラブ圏や欧米の人たちはどうしても物をはっきり言う傾向があるから、自分たちの主張を押し付けてこようとしているように感じるらしいです。それに比べて日本人は「学びの姿勢」があって、自分たちのことを理解しようとしてくれてる、そういうのがすごく嬉しいと言ってもらえます。ただ、控えめであると自分が損するので、ここに来てからどんどん主張が激しくなってきた自覚があります。黙ってたらやられちゃうから、つい喧嘩腰になりがちです(笑)

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【南スーダン現地レポート③】マンガテンキャンプ①での野菜づくり支援 ~その1~

家庭菜園を持っている家族のリストづくり

3月、マンガテンキャンプ①を訪問すると、キャンプリーダーのピーターさんが深刻な顔つきで「水、食料、医療、どれも足りなくて困っている」と話しかけてきました。給水と医療は、これまで支援を行っていた団体が活動を終了して引き上げてしまっています。

その一方で、国の北部で12月から1月にかけて起きた戦闘で家を追われた人たちがトラックに乗せられてジュバに到着、このキャンプとその周辺で避難生活を始めたそうです。NGOが調査を行ったようですが、具体的な支援はまだ何もありません。

そんなわけで、ピーターさんは私たちに「給水や食料の支援をしてくれないか」と尋ねてきたわけです。しかし今回はそうした支援を計画しているわけではなく、予算もありません。正直にそう伝えて、前回、昨年11月に訪問した時の女性たちとの話し合いに従って、家庭菜園づくりのための農具や灌漑用具を支援する、と説明しました。

相当ガッカリされるかと思いましたが、

「そうか。畑をやれば自分たちで食料を作れるのだから、それはいいな」
ふむふむ、という感じ。意外に肯定的に受け止めてくれました。

「で、何人を支援する予定なのか?」
とピーターさん。
「人数がわかれば、こちらで活動の参加者をリストアップするぞ」
と言ってくれています。

「いえいえ、それには及びません。人数は決まっていないのです。これまでにどんなに少しでも菜園を始めている人と、これから始める意欲があって菜園のスペースを自分のテントの周りに持っている人、それをひとりひとり確かめて支援をします」
「ひとりひとり確かめるって、どうやるんだ?」
「キャンプの中をぐるっと全部回ります」

ピーターさんに頼んで、キャンプ内の世話役的な女性を何人か呼んでもらいました。その人たちと、ピーターさん、私たちJVCスタッフが連れ立ってキャンプの西側から歩き始めます。

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 ↑リストに記入するJVCスタッフ

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【南スーダン現地レポート②】マンガテン国内避難民キャンプ①での子どもたちの就学支援(小学校での学用品配布)

キャンプ①には、難民キャンプの子どもたちのために設立された小学校があります。

トタン板の屋根に竹材の壁という教室で、入学前の幼稚園クラスから5年生まで、計6クラスが運営されています。1月に先生と協力してキャンプ内の家庭を訪問し、通学していなかった子どもも含めて300名の児童名簿を作成しました。そして2月にノート、鉛筆・ペン、消しゴムなどの学用品を配布しました。

写真は今年2月に配布したときの様子です。

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