世界の現場から~JVCの中の人ブログ~

国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」のスタッフ・インターンが綴る、あんなことやこんなこと。

【南スーダン現地レポート②】マンガテン国内避難民キャンプ①での子どもたちの就学支援(小学校での学用品配布)

キャンプ①には、難民キャンプの子どもたちのために設立された小学校があります。

トタン板の屋根に竹材の壁という教室で、入学前の幼稚園クラスから5年生まで、計6クラスが運営されています。1月に先生と協力してキャンプ内の家庭を訪問し、通学していなかった子どもも含めて300名の児童名簿を作成しました。そして2月にノート、鉛筆・ペン、消しゴムなどの学用品を配布しました。

写真は今年2月に配布したときの様子です。

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【南スーダン現地レポート①】マンガテン国内避難民キャンプとは(導入編)

こんにちは!本日はJVCの事業地の1つである南スーダンの現地レポートをお送りします。今回は初回ということで「マンガテン国内避難民キャンプ」についてご紹介します。

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JVCは現在、南スーダン、首都ジュバ郊外の「マンガテン国内避難民キャンプ」で活動を続けています。

現在は治安などの問題から現地事務所に日本人職員は駐在していませんが、 現地の南スーダン人スタッフと連絡を取り、そして日本からの出張も繰り返しながら 事業を継続しています。

今回は、2018年1~6月の活動の様子をお伝えします。

マンガテン国内避難民キャンプとは...

マンガテンは、ジュバ市内の西北に位置するムヌキ地区の北側に位置します。
2013年12月に勃発した大統領と副大統領派の内戦により、 この地域に南スーダン各地から避難民が流入したため、2015年に難民キャンプとして設立されました。

キャンプは①と②の2つに分かれており、両方あわせて約600世帯が居住しています。

マンガテン難民キャンプでの2018年1~6月の活動

  • キャンプ① 子どもたちの就業支援(小学校での学用品配布)
  • キャンプ① 女性たちの野菜づくり支援
  • キャンプ② 女性たちの収入向上支援(製粉機プロジェクト)

この3回に分けてご紹介したいと思います。

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【スタッフインタビュー⑥】コンサート事務局 石川朋子

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。

今回は、前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

 

国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います!

国際協力に興味がある人、就活を控えている人(私もその1人)、NGO職員のバックグラウンドに興味がある人…皆さんにとって面白い内容だと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでください!

 

注:役職は2015年当時のものとなっており、現在とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

 

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こんにちは。広報インターンの清水です。
スタッフインタビュー第6回目は、学生の頃、JVCが主催している国際協力コンサートを聴きに行ったことがきっかけで、現在コンサート事務局の担当をされている、石川朋子さんです。収益がJVCの活動にあてられるJVC国際協力コンサートは、12月6日(日)に大阪での公演を終え、今週12日(土)には東京公演を控えています。そんなJVCの一大イベントを担当する石川さんは、2児の母でもあります。ご家庭でのことや学生時代のこと、コンサートの魅力についても聞いてみたいと思います!

 

現在は、JVC国際協力コンサートの準備に大忙しな石川さん。

現在は、JVC国際協力コンサートの準備に大忙しな石川さん。

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ガザ、シファ病院の院長へのインタビュー「戦略的なアドボカシーが欲しいんだ」

JVCエルサレム事務所の山村です。7月にインタビューのために当病院を訪問させてもらって以来、ことあるごとにメドハット院長(Dr. Medhat Abbas)から直に山村の携帯に、ガザのデモで負傷した患者や、病院の大変な様子が送られてきています。その中には、3月にデモが始まって以降、8月28日までに、デモで103人の医療従事者がイスラエル側の攻撃により負傷したという記事、そして8月7日にデモに参加した青年が、胸と脚を撃たれてその場で倒れこむ一部始終が撮影されたビデオもありました。ここで起きていることをなるべく多くの人に伝え、困窮したガザを救いたいという気持ちがひしひしと伝わってくるものでした。

今回は、9月の4週目に院長にインタビューした内容を紹介したいと思います。このメッセージを一人でも多くの人たちに伝えたいと思っています。

Q.「帰還のためのデモ」で何か月も犠牲者が出続けていますが、病院の状況はどのように変化していますか?

―病院の状況は、以前よりも早いスピードで急速に悪化しているよ。100万ドルの寄付をもらっても、例えばこの金額で賄えるのは飲料水のタンク1ヵ月分だけなんだ。一時的な解決策にしかならないんだよ。プライマリヘルスケアなど、本当にたくさんの需要があるけど、ほんの一部しかカバーできない。患者の治療や手術に1ヵ月22,000本の点滴が必要だけど、10,000本以下しか供給できていない麻酔薬や抗生剤など、様々な薬剤も足りていないよ。

シファ病院の中の、特別手術用の棟。シファ病院の中の、特別手術用の棟。
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【スタッフインタビュー⑤】経理・イラク事業担当 池田未樹

お久しぶりです。国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。

今回は、前回に引き続きスタッフインタビューをご紹介します!

NGOをはじめ国際協力業界に就職したい人、インターン・ボランティアに興味がある人、必見です!ぜひ最後までご覧ください~

※役職は2015年時点のものです

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こんにちは。広報インターンの清水です。

スタッフインタビュー第5回目は、税理士の資格を生かし、経理担当とイラク事業担当を兼任されている池田未樹さんです。一般企業と同じように、NGOもお金の管理がとっても大切だそう。皆さんからの寄付金をお預かりしているので当たり前ですね。そんな重要な役割を担う経理担当・池田さんはなぜイラク事業にも携わっているのでしょうか。関西出身、コテコテの関西弁をあやつるハイテンションな池田さんに負けじと、素顔に迫っていきたいと思います!(※せっかくなので、池田さんの関西弁はそのままお届けします)

現在は、ミニマリストという池田さん 現在はミニマリストという池田さん。

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【スタッフインタビュー④】カンボジア事業担当 山崎勝

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。

今回は、前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

NGOに就職したい、インターン・ボランティアに興味があるという方必見です!

それでは最後までご覧ください~

 

注:役職は2015年当時のもので、山崎は2017年秋に退職しました。 

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こんにちは。スタッフインタビュー第4回目は、カンボジア事業担当の山崎勝さんです。

「自分で食べるものは自分で作りたい」という思いから、農業をはじめた山崎さん。

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【スタッフインタビュー③】事務局次長 細野純也

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの藤井です。

今回は、前回に引き続き、スタッフインタビューをお送りします!

NGOに就職したい、インターン・ボランティアに興味がある人必見です☆ぜひご覧ください!

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今回のインタビューは事務局次長の細野さんです。
普段は「冷静沈着」という言葉がピッタリの細野さんですが、大好きなサッカーについて話すときは熱がこもります。
現在東京事務所で、総務や労務になど幅広い業務を担っている細野さん。実はNGO職員には珍しい(?)元SE(システムエンジニア)。SEという、いわゆる「技術屋」であった細野さんが、国際協力への道に進むことになったのはなぜなのでしょうか?
 
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