世界の現場から~JVCの中の人ブログ~

国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」のスタッフ・インターンが綴る、あんなことやこんなこと。

2020インターンインタビュー①【金岡一和】

 

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インタビューの様子(左:金岡 右:庄司)

 

 

 

みなさん、はじめまして。広報インターンの庄司といいます。2020年度インターンによる最初のはてなブログ更新です。これからどうぞよろしくお願いします🦎

 

 

 

さて今年も、インターンインタビュー企画を始動いたしました!私たちがインターンになる前、抱えていた素朴な疑問(NGOに関わるきっかけって、、?etc)などをインターン生にじゃんじゃん聞いていきたいと思います。彼らの人柄を感じとってもらえたら嬉しいです。

2019年度インターンインタビューは下記のリンクから見れますので、よかったら覗いてみてください↓↓↓

ngo-jvc.hatenablog.com

 

 

 そして今回は、2020年度インターンインタビュー第一弾、広報インターンの金岡一和さんにインタビューしました!

 

約半年間一緒に働いてみて、人を和ませる空気感をもつ人だなと感じています、、、!美容が趣味という一面もあって、おすすめのスキンケアやパックをたくさん教えてもらいました!イエ~イ🤣 

例年と違い完全オンラインで進めていますが、2020年ならではということでこれもまた、お楽しみいただければと思います。ではでは、早速インタビューをどうぞ!

 

 

 

 

 

簡単な自己紹介をお願いします

金岡 広報インターンの金岡一和(かなおかかずと)です。大学院一年生で、国際開発を専門に勉強しています。個人的な研究テーマは民族統合と紛争論です。

国際政治や心理学への興味はずっとあり、常にそれらに関する本を読んでいます。化粧品やスキンケアなどの商品を毎日見て、どんな商品がこの世の中にあるのか知ること、効能を見て想像をすることが好きです。(良さそうなものは)実際に買うこともあります。

 

 

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国際協力に興味を持ったきっかけはなんですか?

金岡 大学三年の最初に元WFPアジア地域局長の忍足(おしだり)さんの対談を見たときに、国際協力ってかっこいいな、、!と純粋に興味を持ったのが始まりでした。

就活をやめ、大学院で国際協力について学ぶことを決め、無事志望校に合格しました。

 

 

JVCの広報インターンがやりたくて入ったと聞きましたが、その理由はなんですか?

金岡 大学三年まで国際協力について全く知りませんでした。興味を持ち勉強を始めてから、世界ではいろんな事があって、困っている人がたくさんいることを知りました。こういった事に対し、自分がなにかできるかどうかより、知っておくだけでも違うと思ったんです。こういうことを知らずに生きるのは寂しいなと感じて。

自分の経験から、他の人にもこういった現実、活動があることを知ってもらいたくて、広報を選びました。

 

庄司 なるほど、活動を広く知ってもらいたいという気持ちがモチベーションになったのですね。

 

インターンが始まって半年経ちますが、JVCで働いてみてどうですか?

金岡 自分ができることを何でもやらせてもらえる環境がありがたいと思いました。サポートも手厚く、入る前には想像できないほどいろんなことを知れるきっかけや機会がたくさんあって、働きがいのある職場だと感じます。

毎回のオリエンテーション(※インターン生は業務するだけでなく、JVCに携わるさまざまな業務や方針のオリエンテーションをうけます。)後に事業内容などのおさらいを自分でしていますが、自分だけでは興味をもつきっかけがなかったことも、オリエンを通して学べたりします。実際に現場で活動している方の声も聞けるため、とても勉強になりますね。

 

庄司 オリエンを通して興味を持った国/地域はありますか?

 

金岡 アフガニスタンパレスチナです。どちらにも共通するのは、現地の人々が何を糧に生きているのかという関心です。予想の立てにくい未来に対し、何を楽しみに、将来何をしたいと思うのかを知りたいなと興味を持ちました。現場に行く機会があれば行きたいです。

 

庄司 広報インターンとしてはどうですか?

 

金岡 広報の難しいところは、発信したからといって見てもらえるとは限らないということです。どういう風に興味をもってもらい、自分たちの出した広報にたどり着いてもらうか。まだ模索中ですが、これからも考えていきたいです。

 

これからやりたいことはありますか?

金岡 JVCでは、”イベントに出て感想を書く”という仕事をやりたいです。クリエイティブなことが得意じゃないため、地道な作業のほうが向いています。

自分が学んだことを織り交ぜながら記事にする、というのをこれからたくさんやっていきたいです。

プライベートなことでは、友だちに会いたいですね。仲の良い友だちがみんな遠くに行ってしまったため、最近は全然会えていないんです。コロナ以前は、学校などずらせない予定以外は友だちと会う予定で埋めて、空いた日にバイトを入れていました。

 

庄司 趣味に「友だちと話すこと」と書いていましたもんね(インタビュー前の事前アンケート情報です)。それくらい友だちとの時間が生活の中に染み付いているのですね。

 

金岡 そうですね。あ、あとは、ヒップトレーニング。ヒップを鍛えると姿勢が良くなり、若々しく見えると聞いたので。トレーニングとエクササイズの中間のようなものを、一日40分くらいやっています。これからも頑張りたい。

 

庄司 さすがは美容大使*。私は一日30秒のワークアウトですら2日坊主です。意識が違いますね。


(* 先ほどからちょこちょこ出ている通り、彼はインターン内で有名な美容マニアです。お悩みがあればぜひ。笑)

 

 

ちょっと質問を変えて。人生で大切にしていることはありますか?

金岡 元TBSの宇垣アナウンサーが言っていたことで、「自分に地獄があるように、他人にも地獄がある。」という言葉。

自分が世の中で一番の被害者。でも、自分がそう感じたことがあるように、他人にもそう感じたことがある。もし、このリベラルな世界と共存していくならどうしたらいいかと考えたとき、共存はできないな、という考えにたどり着きました。なんでかというと、そもそも自分たちの考えを変える気がない人たちがこの世の中にはたくさんいる、ということに気がついたから。

”共感”と言ってしまうと、自分も相手のことを理解しないといけないですよね。でも、相手も自分たちを理解してくれないと共感は生まれない。双方向なんです。

お互いのことを深く思いやる、とまではいかなくても、お互いが理解し合うことで多少なりとも摩擦を減らす事ができるのではないかと思います。

人間関係でも同じ。共感ではなく、理解する心。そうすれば、不安やネガティブな感情はあまり浮かばないのではと思って生きています。

 

庄司 人の数だけ正義はありますからね。アンパンマンバイキンマンも自分がいいと思ったことを頑張っている部分に違いはないと私は思います。

 

自粛期間中、心がけたことはありますか?

金岡 正しい情報を仕入れること。ニュースに振り回されず、ファクトは自分で考えることです。データはあらゆるところから出ているので、専門家やえらい人が言う言葉を見る前に、自分で考える。そこから、新しい意見が生まれると思います。

 

庄司 そうですね。情報過多な時代なので、数字や言葉に踊らされ過ぎずにあらゆる立場の意見も聴きながら、自分でファクトを生み出すことが大事なのかなと思います。それぞれ信じているものは違うのでさっきの共感の話もそうだけど、受け入れあって自分の信じていることを自分だけは信じて生きていくことも大事だと思いました。

 

 

 

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いかがでしたでしたか?お楽しみいただけましたら幸いです😌

 

私からみた金岡さんは、自分のペースをしっかり持っていて、何事も慌てずに一回深呼吸しよう、と言ってくれているような心構えで接してくれる人だなと思います。友だちを心底大切にする人なので、彼の友だちは幸せだなぁと思いました。同じ広報インターンとして、残りの時間も「広報」の在り方や「国際協力」に向き合っていきたいと思います。

 

最後までありがとうございました!コメントやブックマークなどしていただけますと励みになります!😯さて、次回は誰でしょう、、、?🐬🌠お楽しみに。

 

では、また!

 

 

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