こんにちは!広報インターンの三浦です。
突然ですが、みなさん!5月9日は何の日だか知っていますか?
5月9日は日本記念日協会によって認定された「ゴクゴク(5959)の日」です。おいしい飲み物をゴクゴク(5959) 飲み、かつ、水資源に恵まれない地域でも水をゴクゴク飲めるよう水環境について考えようという日です。今回のイベントを知るまで私はこの日のことを知りませんでした。
この記念日を提唱したのは、コンサルタントで、「朝活」第一人者の池田さんです。池田さんは、「乾杯のときに人は必ず笑顔になる」と信じ、5月9日を美味しいお酒をゴクゴク飲む「笑顔を増やす日」にしようとイベントを実施し、収益をNGO等へ寄付しています。
JVCはゴクゴクの日のコンセプトに共感し2015年からイベントを開催しており、今年も池田さんと共に、5月9日にイベントを開催しました。昨年に引き続き、”日本酒時間無制限飲み比べし放題”の店舗で話題の「KURAND(クランド)」を運営するリカー・イノベーションさん、そして「社会的なテーマと気軽に出会える場」を創るソーシャルスタンドさんのご協力のもと、なかなか出会うことができない珍しい7種類の日本酒や果実酒の飲み放題が行われました!!
乾杯
まずは「KURAND(クランド)」さんからお酒の説明が。
本格的な日本酒から女性に人気のリキュールまで、沢山の種類を用意していただきました。
ミルクリキュールや紋平柿のお酒など珍しいものもありました。
ゴクゴクにちなんで、18:59に乾杯!
初心者向けのものから日本酒好きの人向けのものまでと、様々な種類が揃っており、あまり日本酒に詳しくなかったですが、どれも飲みやすく美味しかったです。最初は日本酒と聞くと少しハードルが高いようにも思いましたが、そうした思い込みを取り除いてもらいました!
まずはアイスブレイキングから。名前と自分を表すキーワードを記した名札を胸につけ、知らない人同士での自己紹介を行なっていただきました。お酒片手に皆さん和気あいあいと、次第に話も盛り上がりを見せるように。
クイズ
続いて広報担当の並木さんからスライドを交えながら水問題に関する説明が行われました。クイズを交えながら楽しく進めていきます!
「水問題クイズ!水の惑星、地球上で飲める水は水全体の何%でしょうか?」
⑴ 10% ⑵ 0.1% ⑶ 0.01%
私を含め2番に手を挙げる人が多かったです。
正解は3番。想像していたよりもはるかに少ない。そういう驚きが参加者の方々の反応から伝わってきました!!改めて水資源の貴重さを実感させられました。
その後も、森とともに暮らすラオスの人々の生活、給水施設の不足や衛生問題に悩まされるスーダン、そしてサイクロン被害からの復興支援を必要とするモザンビークなど、水問題に悩む世界の姿が紹介されました。中でも水不足による電力不足に悩むカンボジアの姿は、水資源に豊かな日本で暮らす私にとっては想像もできないような話でした。
最後に、ソーシャルスタンドさんのもと、「国際貢献×新しいお酒」というコンセプトでグループごとに分かれてディスカッションが行われました。私たちのグループにはドイツ人の方がいらしたのでディスカッションも英語で。コミュニケーションに四苦八苦しながらも様々な国の食文化に合う新しいお酒、というアイデアが出てきました。他のグループも皆さん、沢山の面白いアイデアを提案してくれました。
まとめ
今回のイベントを通して気付いたことは、「水」とは人間が生きていく上で不可欠な「資源」である一方、途上国を中心に多くの人が安全な水を利用できないという現実です。
今後も気候変動が進んでいく中で、水不足や災害、それによって引き起こされる貧困や紛争など、水をめぐる問題が世界共通の課題になっていくことは避けられません。しかし、残念ながら水資源が豊富であるという世界でも稀な環境にいる日本人が、そうした世界の問題に対して関心を持つ機会が普段僕にはありませんでした。
だからこそ「ゴクゴク(5959)の日」に行われる今回のイベントは大きな意味を持つと感じました。「日本酒を楽しみながら世界の水問題を考える!」という入り口の入りやすさが、今まで水問題に関心がない多くの人たちを巻き込んでいく可能性を秘めているのではと期待しています。
そういう意味でも、「来年もまた開催してほしい」という声が聞けたのは嬉しかったです。私も友達などを誘ってどんどん「ゴクゴク(5959)の日」の輪を広げていきたいです!