世界の現場から~JVCの中の人ブログ~

国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」のスタッフ・インターンが綴る、あんなことやこんなこと。

第13回:パレスチナ事業担当 並木麻衣

 

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの三浦です。

 

今回は、前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

 

国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います!

国際協力に興味がある人、就活を控えている人(私もその1人)、NGO職員のバックグラウンドに興味がある人…皆さんにとって面白い内容だと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでください!

 

注:役職は2015年当時のものとなっており、現在とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

 

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こんにちは。広報インターン渡辺です。今回はパレスチナ担当の並木さんです。大学から中東一本!の並木さん。どんなお話が聞けるか、楽しみです。

 

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いつも優しいまなざしの並木さん。休日は、1歳7ヶ月になった娘さんを連れ、お散歩をすることが多いそう

 アラビア語が堪能だと聞きました。アラビア語を学ぶようになったのは、どんな経緯があったんですか?

 

 

元をたどれば高校生の頃、私は「自分を試す」「コミュニティを広げる」ことがやってみたくて、積極的に活動をしていた生徒だったように思います。部活は新聞部・合唱部・弦楽部・放送部・文学部・社会研究部などに入ったりして、生徒会にも所属していました。

 

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並木さんが結婚する際に、高校時代の新聞部の仲間が作成した新聞の号外。

 

高校3年生になり大学受験をするにあたって、「私がやりたいことってなんだろう」と考えました。どうせなら、「まだやったことのないことを1からやってみて、自分はどこまでできるのか試してみたい」と思うようになり、今まで1度も触れたことのない言語を専攻してみようと決めました。その頃は、隣国だけどあまり知らないロシアの言語を勉強しようと思っていたのですが、どうしても行きたい大学に落ちてしまって浪人しました。アラビア語にしようと決めたのは浪人中のことで、泥沼化していくイラクのニュースを見たことがきっかけです。ニュースって、数字ばかりで人の顔が見えづらいし、見ている人もすぐに忘れてしまいますよね。どうしてそうなってしまうのか、考えました。 その結果、紛争地になってしまった中東について深く知りたいと思うようになり、その流れでアラビア語に興味を持つようになりました。報道では見えない現地の人々の素顔を探しに行きたい。忘れられず共感を呼ぶような情報にして、伝えたい。そのために、現地の言葉を習得したい。そう思うようになったんです。

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アフガニスタンで生きる~アジマールさんってどんな人?~

 

みなさん、こんにちは!広報インターンの守屋です😊

11月になったというのに、暖かくなったり、寒くなったり・・・。

東京の西の果てに住む私はヒートテックを愛用している今日このごろです。

 

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アジマール・クラムさん

さて、今日はアフガニスタンで暮らすアジマール・クラムさんについての話です📖

 

私はJVCに関わるまで、アフガニスタンについて、

また現地の人々についてほとんど知らずにいました。

国名と戦争が起きていることくらい・・・。

アフガニスタンの情勢についてはこちらで↓)

https://www.ngo-jvc.net/jp/projects/afghanistan/aim-in-afghanistan1.html

 

宗教や紛争、政治などの大きな括りで取り上げられることはありますが、

そこに生きる人びとの生活を知る機会は少ない気がします!!

 

国際協力に関心を持ち、アフガニスタン情勢について知っているという方は、

「紛争や貧困で苦しむ現地の人びとのために何ができるのか?」

という思いを持っているのはないでしょうか。

 

しかし、実際に紛争地で支援活動を行うとなると

とてもハードルが高いです。

私自身も東京にいながら、

「現地の人の声を反映した支援をするためにはどうしたらいいのか?」

ともやもやすることもあります😥

 

現地の人が私たちに求めていることってなんだろう・・?

 

そんな折、JVCアフガニスタン事務所が現地法人化した

新しい団体「YVO(your voice organization)」

(詳細はこちらhttps://www.ngo-jvc.net/jp/projects/afghanistan/

でプロジェクト調整員として活動しているアジマールさん(33歳)が来日😄

11月1日のイベントに登壇してくださいました✨

 

日々命がけで活動を行うアジマールさんの

「日常」「現地の声」に迫ります。

 

 

 

1.アジマールさんってどんな人??

 

アジマールさんは現在、YVOのプロジェクトコーディネーターとして、

村を訪問したりして地域住民とともに平和教育活動を行っています。

 

生まれた時にはすでに紛争は始まっており、 

タリバン政権下で教育を受けて育ったアジマールさん。

大学卒業後には、米軍基地に勤めるか、JVCの職員になるかという選択肢から

「戦争に加担してほしくない。」

という父親の言葉がきっかけでJVCとの関係が始まったといいます。

 

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今回、実際にお会いすることができ、お話してみると、

物腰の柔らかい、とても優しい雰囲気を持っていらっしゃる方だなと思いました!!

スタッフの中には、「アジちゃん」と呼ぶ人も・・・😂

 

アフガニスタンの食べ物の話や事務所で普段行われるという料理コンテストの話を

ランチの時に聞いたのですが、

コストや発想力を問われるらしく、なかなかレベルが高そう・・。

一番びっくりしたのは「ラクダのお肉はかなりおいしい🐪」ということ。

とても興味がありますが、日本での入手は難しそうなので、

いつか現地で・・・と思いました🍴

 

 

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「若者と写真を!」と言ってインターンと記念撮影。フレンドリーさに感動!

 

それから、JVCアフガニスタン事業担当の加藤が

日本滞在中のアジマールさんと過ごした日々の中での

エピソードがとてもおもしろかったので、ご紹介しようと思います!

 

 (日本滞在中、ずっとアジマールさんに同行していた加藤のブログから引用。↓)

 

水引の御祝儀袋を見て、 「これ、ラブレター用だよね?」 …その発想!!もしかしていいアイディかも(笑)

「クリスマス…って、聞いたことはあるけど、何?仏教関係の行事だっけ…」なぜ木の下にプレゼントを置くのか?と不思議そう。一応サンタクロースや煙突を説明するも、納得はしていない様子。(だよねw)

意外にも、ちょうどハロウィン🎃の時期で、これはなぜかお化け👻が出る日っていうのは知っていた。

和食もほぼ初めてで、「生の魚は(身が)硬い」と思っていたらしい。←柔らかいよ、って言ったけど結局食べず。コース料理スタイルは慣れていないので後から来ると知らずに最初にいっぱい食べてしまって、後半お腹いっぱいに。鍋🍲も、テーブルで煮ていくのを珍しそうに見ていました。うちでもやってみる、って😮

基本的にハラールフードを探す彼が今回の滞在で新しく気に入った食べ物は、ほっけの開き。あと、きのこ類。スーパーでは、なめたけ、舞茸、しいたけ、えのき…の写真を撮りまくっていた。

グローバル化が加速する中で、日本や欧米の“当たり前”が通用しない文化圏の人と交流できるのは今となってはほんとに新鮮。ディズニーランドもビートルズも「???」という反応。

とはいえ彼もアフガニスタンの都市部に住む一人。そこではスマホは流通しているし、YouTubeもよく見ているそう。空港での待ち時間もtiktok の面白動画を見ていた。見せてくれた写真の中では彼の子どもがミニオンズのTシャツ着ていたし、けろけろケロッピのブランケットで寝ていて、二度見👀(アフガンでケロッピ…!!)

 

 

 

 

いつもスカイプで会話はしているはずなのに、

一緒に過ごすと色々な発見があり、日本人にとっての当たり前が覆されますよね😲

アジマールさんとの出会いを通して色々な文化に触れることは

やはりとても興味深いなと感じました!

 

2. アフガニスタンの日常

 

アジマールさんが暮らすアフガニスタンは現在も紛争が続いていて、

YVOスタッフは祖国の平和を

 

武力ではなく、対話によって

 

実現するために日々活動しています。

 

実際、「現地スタッフはどんな生活を送っているの?」

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

 

ということで、YVOスタッフの一人である

アジマールさんの1日をご紹介したいと思います。

 

 

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アジマールさんのスケジュール。子育てや家事に協力的です!

 

大まかですが、アジマールさんの日常についてまとめてみました🤔

イスラム教を信仰するアジマールさんは、

日本滞在中もかかさずお祈りをしていました。

 

日常生活についての話を聞いていると、

当たり前ですが、生活は私たちの普段の生活とほとんど同じでしたが、

一方で、アフガニスタンの文化や現状についても知ることもできました🤓

 

例えば、「子どもたちの身支度を手伝う」という部分。

アフガニスタンでは、

女性が家事や子育てをして、男性が外に働きに出るというのが一般的で、

基本的には男性は家事をしないそうです。

 

しかし、アジマールさんは自分から料理や子育てを手伝うようにしている

と言っていました。

 

人によっては、文化的な役割分担にとらわれず、

積極的に家事育児に関わっているのかもしれません。

 

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ある日の夕食。三食自家製パンを食べます。

 

一番衝撃的だったのは、

「車に乗るたび、爆弾が仕掛けられていないか車の下を鏡でチェックする。」

ということでした。

 

YVOの活動が、"反政府武装勢力から政府や外国に加担している"

と思われると命を狙われてしまうためです。

危険と隣合わせの中で、命を守るためには「日々、気を付けるしかない。」

と語っていたアジマールさん。

YVOの活動を続けるために、命がけの毎日を送っているのだと実感しました。

 

3. 紛争下を生きるということ

 

米軍主導のアフガニスタン侵攻から18年が経ち、一般市民への被害は増え続け、

アフガニスタンの人々の生活に大きな影響を及ぼしています。

 

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アジマールさん自身もその当事者として、

自分の身の回りで何が起こっているのかを語ってくれました。

 

ある日、アフガン事業担当の加藤とスカイプミーティングをしている最中に

アジマールさんの電話が鳴りやまず、出てみると、

「子どもの具合が悪く病院に連れて行ってほしい」という連絡があったといいます。

 

急いで、家族のもとに駆け付け、息子を病院に連れていこうとしましたが、

その直前に起きたテロの影響で、道路が封鎖されてしまい

迂回せざるを得なかったため、病院に着くまでかなりの時間がかかりました。

 

しかし、遠回りをしてやっと辿りついた病院に医師はいませんでした。

緊急事態のため全員避難していたからです。

その結果、アジマールさんのお子さんは

治療を受けることができずに亡くなってしまいました。

 

子どもを失った奥さんのショックは大きく、精神状態は不安定になりました。

アフガニスタンは現在、うつ状態の人が非常に多いと言われています。

奥さんだけでなく、彼の実の母親も紛争の影響で重度のうつ病を患い、

亡くなっています。

 

さらに、『IS』が教育局事務所を襲撃し、

18人を殺害するという事件も発生しています。

襲撃犯らは建物内の多くの人たちを人質にとり、一人ずつ殺害しました。

その犠牲者の中には、アジマールさんの叔父と義父も含まれていました。

「教育に長年身を捧げてきた」そのことが、殺される理由でした。

 

メディアでは、紛争で亡くなった人の数は報道されますが、

彼の息子の死や精神的なものが原因で亡くなった人々について

伝えられることはありません。

 

また、一人ひとりの家族の悲しみが伝えられるということもありません。

紛争下で暮らすということは、命の危険と家族や大切な人を失うかもしれないという

恐怖が当たり前の中で、生きなければならない!ということなのだと思いました。

 

アジマールさん自身も辛い経験をしているにも関わらず、

アフガニスタンではこのような悲劇が当たり前のように起こっていると言います。

 

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「生きているだけでついてる。」

「だからこそ、できることをしようという!」

という強い意志と勇気を持って活動しているYVOのスタッフの志こそが

希望であると思いました。

 

 

4. 平和への思い

 

長年の紛争によって混乱するアフガニスタン社会に平和をもたらすために、

アジマールさん含め、YVOスタッフは、識字教室やピースアクションといった

草の根レベルの活動を行っています。

 

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識字教室の様子。女性たちが多く学んでいます。

 

過酷な状況下でも、活動し続けることができているのは、

息子の死を無駄にしないために、銃ではなく、平和を伝えたい。

という平和な未来への希望、

そしてこれからを生きる子どもたちへの熱い思いがあるからです。

 

日本から支援を届ける私たちが出来ることは何かと問いかけた際には

アフガニスタンを見捨てないでほしい。」

という言葉が返ってきました。

アフガニスタンについて、メディアで取り上げられることが少なくなっている中、

まずはアフガニスタンについて知ること。

そして、関心を持ち続けることが

一つの支援の形になるのだと思います。

 

今回の来日でアジマールさんの人生に触れて、彼らの家族のことを思い、

平和で幸せな生活を送ってほしい!と心から思いました。

きっとこの先アフガニスタンを思う時、アジマールさんの顔を思い浮かべるだろう

と思います。

 

「彼らのために一体何ができるのだろう?」

その思いが広がっていくことが大切なのではないでしょうか。

 

ふと、アフガニスタンに思いを馳せる。

そんな時間を持てるように過ごしたいと思いました。

 

                       

 

今回は、アフガニスタンからのゲスト、

アジマールさんの人生や日常についてシェアしました🤗

 

11月20日には、YVOの現地代表であるサビルラさんも来日します ❗ 

その様子もブログでシェアできたらと思いますので、お楽しみに🔅

 

最後に

TwitterFacebookInstagramも更新しています^^

 

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第12回:カレンダー事務局 橋本貴彦

 

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの三浦です。

 

今回は、前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

 

国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います!

国際協力に興味がある人、就活を控えている人(私もその1人)、NGO職員のバックグラウンドに興味がある人…皆さんにとって面白い内容だと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでください!

 

注:役職は2015年当時のものとなっており、現在とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

 

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こんにちは。広報インターンの清水です。
今回のインタビューは、2014年度のJVCパレスチナ事業インターンを経て、今年度からカレンダー事務局として働く、橋本貴彦さんです。10代はサッカー、20代は海外、30代は保育士と、経験豊富な橋本さんは"保育と国際協力をつなげる"ことを目標にしているそうです。どんなお話が聞けるのでしょうか...楽しみです!

 

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宮西さんのおっしゃる通り、「星の王子さま」という一言がぴったりでハンサムな橋本さん。口調はとっても穏やか!

 はじめに...橋本さんはアラビア語が話せると聞きました。なぜですか?

今はアラビア語を使う機会もなく、あまり話せないのですが、高校卒業後、専門学校に行って、アラビア語を勉強していたんです。アラビア語は難しいけれど、すごく面白くて表現が豊かな言語だと思います。

清水:どうして、アラビア語を?

小さい頃から、エジプトにまつわる遺跡や文字に興味があり、遺跡の写真を見て、「昔ここに人が住んでいたんだなぁ」などと想像をめぐらすのが、大好きだったんです。小学校の2年生の時、女の子の友だちから借りた「王家の紋章」という少女漫画を読んで、将来は考古学をやってみたい!と思っていました。自分でヒエログリフ(古代エジプト象形文字)の入門書を買ったりして、本格的に考古学を学びたいと思いつつも高校時代はサッカーに夢中になり、大学受験に乗り遅れてしまいました。かといって浪人して勉強し直すのもなんだかもったいないような気がして、この際、エジプトの遺跡や考古学に近い分野のアラビア語を勉強しようと思って、高校卒業後は東京・三鷹にあるアラビア語の専門学校に2年間、通うことにしたんです。在学中1年生の時に、外務省がヨルダンで大使館職員を募集していることを偶然知りました。試しに応募してみたら、たまたま合格したので専門学校を休学して、20才から22才までの約2年間、ヨルダンにある大使館で総務のような仕事をしていました。

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第11回:会員・支援者担当 宮西有紀

 

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの三浦です。

今回は、前回に引き続き、2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

 

国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います!

国際協力に興味がある人、就活を控えている人(僕もその1人)、NGO職員のバックグラウンドに興味がある人…皆さんにとって面白い内容だと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでください!

 

注:役職は2015年当時のものとなっており、現在とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

 

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こんにちは。広報インターン渡辺です。

今回のインタビューは会員・支援者担当の宮西さんです。JVCで働く前はバリバリのキャリアウーマンだった宮西さん。どのような変化を経てこの仕事にたどり着いたのか、色々聞いてみたいと思います!
 

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皆から頼られる姉さん的存在です!

 

今までのキャリアを教えてください。

新卒では、ポケベルの会社で事務として働いていました。長く働きたいと思っていたので、女性でも働きやすい環境であったことに惹かれて入社を決めました。3年半勤めたあと、勉強したいことがあったので退職しました。
退職後は、 編集の学校、DTP(DeskTop Publishing。要するにパソコン、MACです。)の学校、テープ起こしの学校と、3つの専門学校に行きました。昼間は派遣会社に勤め、夜は学校に通う日々を2年間続けました。

 

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前職をやめるときの送別会での一枚。チームをまとめるマネージャーだったそう

 

その後、就職したのがインターネットサービスの会社です。JVCに入るまで、13年勤めました。営業事務を担当し、広告の配信・企画・審査等、インターネットに広告が掲載されるまでの一連の仕事をしていました。チームを持っていて管理職を担っていました。もうひたすら仕事に費やす日々を送っていましたね。

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インターンインタビュー第5弾!!ホームページ分析インターン長谷崇弘さん!

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 みなさんこんにちは!広報インターンの三浦です😁

 

インタビュー企画もいよいよ第5弾になりました〜

今回はホームページ分析インターンの長谷崇弘さんをピックアップします!

 

長谷さんは今年度インターンの中で最も個性的な人

どうやら大学院では政治思想を勉強していたみたいです👀

なぜJVCインターンに応募したんでしょう?

HPの分析ってどういう仕事?

いろいろ聞きたいことがあります!!

 

 

簡単な自己紹介をお願いします!

 

2019年度HP分析インターンの長谷崇弘です。

現在は26歳で、昨年一年間は国際協力やNGOとはほとんど関係のない分野で働いていました。

 

好きなものはサッカー観戦やカラオケ、あとは日本酒です。好きなものを並べてみて、突き詰めようと思うといくらでも奥行きがあるものが好きなんだなぁ、と今気づきました。自分のことってあんまりわかってないですね。

 

行ったことのある国はとても少なくて、小さい頃に家族旅行で連れて行ってもらったシンガポールと、本家のディズニーランドのあるアメリカ(ロサンゼルス辺り)に行きました。シンガポールは高いビルがそびえ立っている国、アメリカは人も食べ物も道路もとにかく大きい印象があります。

 

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2016年3月、Los Angeles のディズニーランドにて🐭🏰

 

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4年前に鎌倉へ座禅体験をしに行った時。長谷 in 長谷寺😅

学生時代のことを教えてください!!

 

現在はインターンと他の仕事を掛け持ちしているので勉強に専念できていません💦が、大学院に通っていた頃は「政治思想からみて難民や無国籍者が抱える問題は何か?」というテーマで研究していました。学部生の頃から政治思想家のハンナ・アーレントの思想に興味があり、大学院に入ってから、自身も難民を経験した彼女が論じた難民像について研究しました。

 

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ハンナ・アンレート(絵:長谷崇弘)😂

 

大学院までは主にテキストを通して勉強していたので、今は身体ごと飛び込んで勉強することを心掛けてます。本を読んで学んだこともたくさんあるけど、自分の言葉で話せるのは結局自分で経験したことだけだなぁと最近になって感じています。

 

なので、今までただなんとなくやってこなかったことを少しづつクリアしている途中です!!初めてやることってもちろん心情的には怖い部分もあるけど、基本的には楽しいなぁと思いながら過ごしています🎶

 

国際協力に興味をもったきっかけとJVCインターンに応募した理由を教えてください。

 

具体的なものは……たぶんないです。笑笑

立場の弱い人の味方でいたいという思いは昔からあって、大学院時代の研究テーマを難民にした理由にもなっていると思います。大学院を卒業する間際になって(実際の難民のための活動って一体何してるんだろう?)とも思い始めましたが、時期も時期だしとりあえず働いとくか……と思い、なんとなく受かった会社でなんとなく働いていました。

 

でも働き始めてからずっと、今のこの進路でいいのかな?と思いながら日々を過ごしてました。入社してから半年経った頃に体調を崩して休養する事になってしまったので、自分のこれからのことを考え直し、大学院を卒業する頃に思っていたことを少しずつ形にしていくことにしました。

 

そんな時に、以前説明会に参加した事があり、非常に良い印象を持っていたJVCインターンに応募する事にしました。僕は時間が経たないと(なんでこれに熱中してるんだっけ?)ということがあまり見えてこないので、国際協力に興味をもったきっかけだとか理由だとかは、後できっと分かるかなぁと思ってます。あんまり質問の答えになってないですかね😅

 

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今年の9月に吉祥寺の秋祭りに参加。神輿を担ぎました!

 

 HP分析インターンとしてJVCで実際に活動してみてどうですか!?

 

インターンに応募したときに上位3つまで希望の活動を選べたのですが、その中にHP分析は入れていませんでした。モノゴトを数字にして表すことって、その間にある違いを無視しなきゃいけないことだと思っていて、自分の中ではなんとなく苦手なことでした。

 

でも今は違います。数字から読み取れること、たくさんあるなと思います。世間の声やユーザーの反応を目に見える形で確実に表しているのがHPのアクセス数です。何を経由してHPへ流入してきたのか、FacebookなのかTwitterなのか、はたまた検索なのか。どのページに流入してきたのか、イベント紹介ページなのか事業紹介ページなのか……。そういったことを分析していくと、どんなページをユーザーが望んでいるのか、そしてどんな内容のページをJVCは提供していかなければならないか、といったことが分かるようになっている気がします。

 

でもそれはインターンを始めて半年経ったから言えることで、最初の3ヶ月くらいはアクセス解析で使われる言葉の意味や、Googleアナリティクスなどのサイトの使い方を覚えるのに四苦八苦します。その苦労があった分だけ下半期は強くなれるのではないか……!そんな所存で今は活動しています👊

 

今後の意気込みをお願いします!

 

頑張ります!!(これ以上の言葉はいらない。)

 

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2年前に千葉県佐倉のチューリップフェスタに行った時。天に向かって咲き誇っている様子を再現。

最後に国際協力に関心があり、これから関わりたいと思っている人に一言!

 

国際協力だけのことではないですが、少しでも関心があればやってみるのがよいと思います。もっと時が経って人生を振り返って見た時に「あれやっておけばよかったなぁ」と後悔することってきっとあると思います。それはなるべく少ない方がいいし、その解決方法として関心のあるものをやってみるのは悪い選択肢ではないです。

 

もし”国際協力”の言葉のイメージで躊躇しているのであれば、自分の中でハードルを下げるのはどうでしょうか。発展途上国に行って農村開発して水道管敷設して……そういったことだけが国際協力ではないです。そういった活動を支えるための資金を集めたり、イベントを企画したり宣伝したりと、国際協力の幅ってかなり広いです!

 

もちろん、インターンやボランティアに応募するのもありだと思います。NGOで働いている方は決して聖人ではないので、自分のことを普通と思っているあなたを待っている人がきっといます。僕も待っています☺️

 

というわけでそんなあなたにオススメ、「迷い人」のあなたに贈る国際協力診断。笑

今年のHP分析業務の一環として作りました。瞬く間に終わってしまうコンテンツとなっていますが(今後改善予定)、誰かの国際協力の最初の一歩になればと思い作ったので、ぜひやってみてください。

 

👋👋👋〜

 

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熱海にて。石原裕次郎を意識して。

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幼少期に家族でディズニーランドに行った時。左にいる女性がたぶん母...

 

 

今回は長谷さんに思う存分語っていただきました🔥

長い勉強を通して気づいた「経験」の大事さ、学生の自分にとっても貴重なアドバイスとなりました。ありがとうございました!!

 

自分もやりましたが、長谷さんの「迷い人」のあなたに贈る国際協力診断

是非みなさんもトライしてみてください。

 

さて、長かったインターンへのインタビュー・シリーズもいよいよ次がラストです!!

近日中の更新をお楽しみに🤓👋

パレスチナって、どんなところ? インターンが実際に行ってみた。

 

みなさま、こんにちは🕊
今年度のパレスチナ事業インターン、大下と申します。

いきなりですが、みなさまはパレスチナと聞いて、何を連想されるでしょうか。
そもそもどこ? 全然知らない、、という方も多いのではないでしょうか。

 

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そんな日本の多くの人たちにとっては未知なる地であろう、パレスチナ
事業インターンとして、わたしは8月に10日間ほど、実際に足を運んでみることにしました。


そこで今回は現地を訪れてみて感じたこと、考えたことをシェアしてみようと思います。

 

パレスチナってどこ?

まずは、基本的な情報から。

中東、イスラエルの辺りにあるパレスチナ
少し太い点線で囲まれた「ヨルダン川西岸地区 (WEST BANK)」と「ガザ地区 (GAZA STRIP)」と書かれた部分です。

人口は480万人ほどで、福岡県よりやや少ないくらい。
面積は6,220 km²ほどで、茨城県よりも少し大きいくらいです。
使われている言語はアラビア語

日本からの直行便はなく、香港やモスクワなどを経由して一度イスラエルに入り、そこからパレスチナへ向かうというのが一般的です。

 

パレスチナは危険? いえいえ、行けます!

終わらない占領に、時に起こる衝突。
パレスチナといえば、中には危険な場所というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
わたしも周りの人に現地へ行くことを話すと「治安は大丈夫なの?」と心配されました。

 

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ヨルダン川西岸地区にあるヘブロン旧市街にはお洋服や野菜まで、たくさんの商品が並びます。

 



ですが実際に足を運んでみると、そこにあるのは人びとの「日常」。
みんな普段は日本のわたしたちと同じように仕事をしたり、学んだり、家族やお友だちと過ごしている様子でした。

 

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ヨルダン川西岸北部の都市、ナブルスにて。名物のクナーファと呼ばれるお菓子を食べる「スイーツ男子」たち。


場所こそ日本からすごく近いというわけではありませんが、一度着いてしまえばとても過ごしやすいです。
ここまで気軽に行けるなら、もっと早く行っていればよかった〜! と痛感。

 

魅力もたくさん!

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ベツレヘムにある降誕教会。イエス・キリストが生まれた場所に作られています。


パレスチナには、純粋に素敵なところがたくさんあります。

旧市街に並ぶ石造りの建物は、歴史を感じさせます。
どの街に行っても少しずつ雰囲気が違うのも魅力。
実はたくさんある観光スポットも見逃せません。

 

 

また、人がとても優しいのもパレスチナの特徴。
これは現地にいたことのある人なら口を揃えて言うことですが、本当にその通りでした。

小さい子からちょっと強面のお兄ちゃんまで、みんな外国人観光客感満載のわたしを珍しがり、声を掛けてくれます。
一人で歩いていても困ることはなく、わからないことは大体教えてくれます。

 

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ラマッラーにあるアラファト元議長の霊廟にて。写真を撮った後、警備のお兄さんの一人が「どこからきたの? パレスチナはどう?」と声をかけてくれました。

 

さらにさらに、お土産にしたい美しい陶器やパレスチナ刺繍の雑貨もいっぱい。

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ヘブロンにある工房にて。おじさんが陶磁器に一つひとつ細かく色付けをしていきますここで作られた商品がパレスチナ中のお土産屋さんに並んでいるのだとか。


10日程度の決して長くはない滞在でしたが、わたしにとってパレスチナはまた何度も「帰りたくなる場所」となりました。

 

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ヘブロン旧市街のお土産物ストリート。すてきなものが多すぎて、この場所ごと日本に持って帰りたいくらいでした。

 

占領が「日常」パレスチナ

とはいえ、普通に滞在しているだけで「占領」を感じることも。

 

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パレスチナイスラエルを分離する壁。国際的に認められている両地域の境界線(グリーンライン)上ではなく、西岸に食い込んで作られています。パレスチナの土地を奪ったりコミュニティを分断してしまうということも。高さは8メートルほど。写真中央にいる人と比べてみてください。

 
分離壁や間にある無機質な検問所は、すぐに見慣れたものとなります。
難民キャンプもパレスチナでは当たり前のような存在。

 

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ベツレヘムにあるアーイダ難民キャンプ。「キャンプ」という名前ですが、70年近くこの場所にあるため、小さな町に近いイメージです。

 
現地の人たちが見聞きした壮絶な体験もたくさん聞きました。

「この前、ここでイスラエルのバスにぶつかった車の運転手(パレスチナ人)が、その場でイスラエル兵に射殺されたんだ」
そうわたしに教えてくれたおじちゃん、兄弟は国外に暮らしているとのこと。パレスチナでの苦しい生活は、家族をも離れ離れにします。

「占領」の感覚に思いを馳せてみますが、わたしにはとても想像しきれないこともたくさんあります。
わたしはイスラエルの人にとっても、パレスチナの人にとっても「外国人」。
ここでは「蚊帳の外」の人間であり、身が狙われることは基本的にはありません。

 

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ヘブロンには、イスラエルの入植者しか立ち入ることのできないエリアがあります。写真はその境界近くで撮ったもの。パレスチナのお母さんと女の子たちが歩く奥に見えるのは、警備を行なっているイスラエル兵です。

 

検問所でパレスチナからイスラエルに向かう際に求められる身分証の提示。
外国人のパスポートを見せれば一瞬で通過できます。
私に対して「どこから来たの?」、「ようこそ」と笑顔で話しかけてくれるイスラエル兵も。

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ランディア検問所。イスラエルパレスチナの間を行き交う際には、このような場所を通る必要があります。パレスチナ側からイスラエルへ向かう場合のみ、中では荷物検査や身分証のチェックが行われます。


また、わたしが現地にいたのはほんの10日ほど。
わたしには「安全な帰る場所」が保障されています。

パレスチナが自分の故郷で、大切な人がたくさんいて、ここで暮らすほかなかったら…

どんなに素敵な場所でも、わたしにはとても耐えられないのではないか。
そんなことを常に考えさせられる滞在でもありました。

  

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ナブルスの街角でひなたぼっこをするねこちゃん。

 

渡航報告会も企画中!

いかがでしたでしょうか。
拙い文章と写真でもっとうまく伝えられたらいいのに〜と思っておりますが、、😭
パレスチナにもいろいろな顔があるということ、少しでも感じていただけていればとても嬉しいです!

 

12月ごろには渡航報告会の開催を企画中です💡
わたしのほか、夏に現地を訪れたインターンなど数名で、パレスチナのことをたっぷりお話する予定です。
パレスチナについてもっと知ってみたい方、実際に旅行を計画されている方などにぜひ、いらしていただきたいと思っております。

詳細については随時、JVCパレスチナ事業のFacebookページなどで発信して参ります。
そちらもぜひフォローしていただけると嬉しいです☺️


パレスチナのこと、そしてわたしたちにできそうなこと、これからも一緒により多くの人と一緒に考えていきたいと思います!

【スタッフインタビュー⑩】スーダン事業担当 小林麗子

こんにちは!国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」広報インターンの三浦です。

本日も2015年にJVCのHPで公開されたスタッフインタビューを紹介します!

 

国際協力分野やNGOで働く人って一体どういう人たちなんだろう…?という疑問が解消される内容になっているかと思います!

国際協力に興味がある人、就活を控えている人(私もその1人)、NGO職員のバックグラウンドに興味がある人…皆さんにとって面白い内容だと思いますので、ぜひ楽しみながら読んでください!

 

注:役職は2015年当時のものとなっており、現在とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

 

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こんにちは、広報インターンの清水です。

スタッフインタビューブログもようやく第10回を迎え、折り返し地点となりました。
今回は、昨年7月からスーダン事業を担当する小林麗子さんです。小林さんはすらりとしたスタイルと丁寧な立ち振る舞いが印象的。一方で、「真顔で冗談を言う」「仕事中、目玉クリップで髪をとめていた」なんて目撃情報も...。一体どんな方なのでしょうか?小林さんの素顔に迫ってみたいと思います!

 

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名前のとおり、"麗しき女性"の雰囲気が漂っています。ですが...!? 

 国際協力に携わろうと思ったきっかけは何ですか?

あまりはっきりとは覚えていませんが、私が小学生のころ、エチオピアでの難民問題が世界で話題になり、テレビで頻繁に取り上げられていました。なんとなくテレビ番組を見ていると、栄養失調でお腹が膨れている子どもの様子が映され、「同じ子どもなのに環境が違うだけでこんなに違うんだな。なぜだろう...」と漠然と思いました。このようなことから人種の違いや国の違いに興味を持ち始めたのがきっかけです。しかし興味があったからといって、その時は自分の興味を将来仕事に結びつけようとかいう思い切りもなく、そもそも自分にできることではないと思っていました。そのため大学でも、英語が身に着いたら便利かなぁという漠然とした理由で英米語学科を進学しました。

大学卒業後は、糖度計を扱う中小企業の貿易科で事務をしていました。仕事もそれなりに楽しんではいたのですが、当時は海外の人と直接関わることはほとんどなく、なんだか残念に思っていました。働いてからも、人種の違いやそれにまつわる紛争問題への関心が消えず、いつか大学院で勉強してみたいと考え、コツコツと貯金をしていました。2年半ほど働き、大学院への留学資金が貯まると一念発起、退職を決めました。留学をしたいという気持ちが大きかったので、仕事を辞めることに対する迷いはあまりありませんでした。

 

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大学院生時代に、近所の家の前で撮った写真。レンガ造りのお家なんておしゃれですね。

こうしてイギリスの大学院へ、1年間留学に行きました。大学院では念願の人種問題や紛争について学ぶことができましたが、たとえ日本語で書かれていたとしても理解が難しそうな本をたくさん読まなくてはならず、とても辛かったのを覚えています。それでも頑張れたのは、やはり多種多様な友人のおかげですね。いろいろな背景を持った人たちと関わることはすごく刺激になったし、なにより楽しかったです!帰国後は在日大使館や他のNGOなど経て、昨年7月からJVCで働いています。

なぜJVCスーダン事業に?

以前働いていたNGOでは経理を担当していて、一国の事業そのものに関わったことがなかったので、じっくりと関わることのできる事業担当を経験してみたいと考えていました。その中でもスーダンを選んだ一番の理由は、大学院で学んだことや自分の興味・関心が活かせると思ったからです。また、当時経理を担当していた時に内部の会計チェックのためスーダン(現在の南スーダン)へ出張したことがあり、自分が知っている、実際に行ったことのある地域を担当できるまたとない機会だと思いました。

JVCのHPの募集を見て応募したのですが、はじめは自分にできるだろうか...と不安もありました。しかし、ご縁があって採用となり、せっかく受け入れてくれるのだから「やってみよう」と決め、日々勉強しながら頑張っています。

清水:経理の経験もあったのですね!経理の知識はどうやって身につけましたか。

簿記検定を取得したりして勉強しました。数字がピッタリ合っていたときの快感はたまりませんね~。経理の仕事は、縁の下の力持ち。とても重要な仕事だと思います。

 

つづく…☆

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いかがでしたでしょうか。この続きには、家庭との両立に関してなど、素の姿に迫ったインタビューがされています。続きをご覧になりたい方はぜひこちらから。

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それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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